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黒龍眼→こくりうの日々の活動記録などなど。
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TFアワード2009、各順位の発表であります。

10位 カセット大作戦VOL.3
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待ちに待ったり…というかようやく悲願達成…!という意味で10位にランクイン。
実は自分が初めて買ってもらったTFというのはカセットロンのジャガーだったのですが、その時本当に欲しかったのはコンボイかサウンドウェーブで、しかしそれは買ってもらえずじゃあカセットロンのフレンジー欲しいなと思ったらそれも無い!仕方が無いのでジャガーで妥協したという思い出があるのです…
そして時は経ち今ここに4つセットで遂に我が手に!
ランブルとフレンジーはずっと復刻されなかっただけにこれの復刻の決定だけでも嬉しかったものですが、実際手にとってみると実に良く出来ていることがわかりました。
今後も復刻は復刻で頑張っていただきたいものですが、特にカセット大作戦の方もスクォークボックスなどの合体するカセットロンあたりも出して欲しいですね。


9位 ディズニーレーベル ミッキーマウス
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発表されたときはネタか?と目を疑ったものですが実際出てきた品物はなかなかどうしてそれなりにちゃんとしたものだったりしたのが意外だったという意味で9位に。
果たしてこれが一般層にどの程度売れたのかは分かりませんが、少なくとも自分は思いのほか良く頑張っているなという印象を受けました。
変形の前後での意外性
というものがTFの醍醐味の一つだとするとこれは変形のプロセスそのものよりはトレーラーがミッキーのロボットになるという意外性で他よりも秀でていると言えます。
今後もこういう野心的なコラボレーションというのは見てみたいものです。

8位 ランページ
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リベンジの一つの見せ場としてデバステイターが登場しましたが、見せ方の関係で実際出てきた映画のデバステイターよりも単体で戦っていたコンストラクティコンたちの方が実は印象深いという意外な結果だったこと、そしてEZコレクションやシュープリームサイズのデバステイターのバランスの悪さ(中間はないのかという意味で)を加味して単体のデラックスサイズのランページとデモリッシャーは結構お気に入りであります。
ただ、ランページに関してはカラーリングがもう一色存在してそっちが後で発売されることやこのサイズでは合体しないということが唯一マイナスの要因としてあるのでこの順位になりました。
蜘蛛のような多脚と人形を諦めた異形の禍々しい姿はいかにも悪役!という感じで好きです。

7位 ジェットファイアー
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まさかの司令官合体ということでは玩具的には非常に驚かされました。
しかし実際の映画の活躍はというと…なのが少々残念ではありますがその合体のインパクトはなかなか強烈でありました。
とにかく元のジェットファイアー自体も相当大きいものですからそれに同じくらいの体積のオプティマスが合体するので奥行横幅が相当大きく、そしてこれの数カ月後に登場するサ○ライハオーと偶然一致するかのような2人羽織のような横からの外見と置物加減(笑)
ある意味今年のロボット玩具を象徴しているかのような物だと言えるかもしれません。
もちろん単体の飛行機形態もいいボリュームと上品な黒の色合いも良く、単体としてもなかなか見栄えのするものだったと思います。
しかし、腕の関節機構を一段オミットしてしまった事によって機首周辺の変形がややタイトになってしまっていることと音声ユニットの大きさが個人的にはちょっとマイナスだったかなと。

6位 ヒューマンアライアンス バンブルビー
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これに関しては最初あまり期待していなかった(というか海外版をショップで見かけた際にいまいちピンとこなかった)のですが他所でレビューを見ていて欲しくなったというものでありました。
これの良さはデラックス版よりも大きいこととプロポーションの良さでしょうか。
他のHAはどうも作りが大雑把というか、これも例外にもれず大味な作りではあるのですが、アルティメットほど大きくもなくかと言ってデラックスほどこぢんまりとまとまってるわけでもなく、なんというか遊びやすい逸品に仕上がっているのです。
あとはフィギュアが乗せられるというのも遊びごたという点ではプラスなのではないかと思います。
バンブルに関してはデラックス版のものが既に前作の時点で完成されたものが出てしまっているのですが、
こういう方向性のものもあった方がということではいい玩具ではないかと思います。


5位 バスターオプティマスプライム
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出ました。思わぬ年末の伏兵バスターオプ(笑)
なんか不当に在庫処分的に値下げで販売されたりもしましたが、元のリベンジオプが劇中再現度の高いプロポーションをしていたのをさらに塗装とメッキで豪華仕様にしたのは正直嬉しい反面、ずるい!と思いました。
何せ2009年の年末商戦は高額トイが目白押しで、買う方が不景気なのにおもちゃ屋も不景気なもんだから必死で物を売ろうという姿勢がこういう物を生み出したとも言えるわけで、そういう意味では買ってちょっと複雑な気分にさせられるものでした。
まあ自分はゴリラコンボイをを3つも4つも所有するような人なのでリデコリカラーに関してはそんな抵抗は無いのですが、事今年に関しては財布の事情もあったりで素直に喜べなかったということがこの順位の理由かなと。
他にも前作のオプに比べて機構が複雑になりすぎてちょっと変態的な変形をするのは正直やりすぎな感も無くはないので前作のオプの遊びやすさと比べてこの順位、という評価もあります。

4位 サイドスワイプ

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個人的にはカッコよくてかなり好きなんですけど「TFの」オブザイヤーとして上の兼ね合いも考えると今回はこの順位が妥当かなということで4位になりました。
単純にカッコいいその見た目、丁寧な銀メタリックの塗装、プロポーションなど無難というか高アベレージなアイテムなんですけど難点が2つ。
デザイン上の都合で接地性があまり宜しくないこと、そして股関節に使われている軟質パーツの危うさが唯一惜しい。
品物がまだ潤沢な今のうちにもう一個確保しておいた方がいいかなと思うアイテムの一つであります。
迷ったらこれを買うべし!という感じでしょう。

3位 デモリッシャー
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さてここからはより個人的な偏ったチョイスになるかと思いますがまずはデモリッシャーから。
これに関しては完全に触った前と後で評価が全く異なってしまったという点で相当インパクトがありました。
何の変哲もない大型ショベルカーが「どうやって変形したんだ?」という驚きの上に「何コレ?」という驚きが重なってすっかりハートを掴まれました。
試作が流出した段階で「これは合体するのか」「この変形は正解なのか」などずっと憶測が絶えなかったわけですが情報がどんどん出るに従って益々その特異性が全面に出てきて、気がつけば映画のトレーラーで豪快に我々の不安を払拭してくれたという印象に変わっていき、前作を超える映画の予感をいちはやく感じさせてくれたTFと言っても過言ではないでしょう。

変形の面白さと変形前と後の形のギャップ。デザイン的に人を選ぶかもしれませんが玩具的には理想的なTFと個人的には思います。


2位 MPグリムロック
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正直これを一位にしようかスタスクを1位にしようか最期まで迷ったのですが、アイテムのまとまりとしてはコチラのほうが実質一位だと思います。
迷走していたMPレーベルに差した一つの光明、というか久々に空気を読んだアイテムを出してくれたなというのが第一印象でした。
それは付属品のエプロンや脳波交換機、恐竜モードにおける手の可動の細やかさとかに現れており、この辺の小物に関しては超合金魂の方がずっと長く空気を読んだものを付属してくれていただけに今回のそういう付属品や背中の椅子状のパーツにダイアクロン隊員を乗せられる遊び心には素直に脱帽いたしました。

基本的な変形機構などの構造は既に当時品の時点である程度完成されたものであったので、いかにそれを現代風にアレンジするのかなというのが注目だったんですけど、足のしっぽの処理に関しては個人的には昔のように横に出っぱなしでも良かったかなあと思う以外は特に不満も無いほど。
なにより、旧学説解釈のしっぽを引きずったティラノでも新学説の方でもどっちでも行けるそのゆ有通の効いた設計と理想的な”ダイノボット”のプロポーションを持っているのが素晴らしいです。

ただ、やはり奇抜さという点では1位のスタスクには及ばずというか、元々完成度の高いものを今の技術でMP化という命題に対してストレートに取り組んでこういう物を出してくれた喜びの半面、本体の完成度は割とハイアベレージながら突出した要素には欠けるかなと。
しかし当時品の復刻が未だに成されない現状にあってMPコンボイの脇腹のタイヤの処理のような革命的な事をやらずに無難に仕上げてきたこの方向性もMPの在り方としては悪くないのではないかと思います。

もし今年MPが発表されるとしたらおそらくロディマスコンボイかムービーのオプティマスあたりが俎上に上がると思いますが、それに留まらずもっとアイテムが増えるといいですけどね。



1位 スタースクリーム

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これです。今年一番驚かされたTFは間違いなくこのスタースクリームしかありません。
何が凄いかってこの変形考えた人は頭が(いい意味で)どうかしてる!
バスターオプにも言えることですが前作のスタスクからまるっきり変形が変わってしまったのに
ちゃんとスタスクになってるということ、そして前作の物に比べて機構がやや改善されて弄りやすくなったというのも好感が持てます。
ただ惜しむらくは手首の可動が一箇所オミットされてしまっていて説明書のような完全な変形は出来ないというこのただ一点のみが唯一の弱点なんです。
しかしそこに関しては可動しないことによって壊れにくいということを無理くりにプラスにこじつければ大した問題ではない(笑)とも言えるのですけど…

とにかくこれは一度触って見ることを強くおすすめします。
というか多分普通にTFが好きな人ならこれを触って驚かない人はいない思います。
それくらい変形がユニークな逸品であります。




選定を終えて、今年は去年と違ってアニメイテッドと変トラではなくほぼムービー一色という商品展開の中でのチョイスだったので前作の時に今ほどデザイン的に食指が動かなかった自分にとってはあまりめぼしいものは無いかな…位にしか考えていなかったのですが蓋を開けてみればなかなかどうして。
前作よりももっと尖った感じの野心的な商品の多いこと多いこと。
映画のエキサイティングぶりも相まって十分に楽しませて頂きました。

そして2010年はいよいよアニメイテッド日本上陸という狼煙が年末に早くも上がり、否が応にも期待が高まるわけですが国内の評価はさてどうなることやら。

海外版を先に触った身としては好みが分かれる感のある玩具のデザインがどういう形で受け入れられるかがキモかなと思いますが、アニメ自体が旧来のファンにも今のアニメが好きな人にも両方楽しめる内容であるので、そこがうまく人気にシンクロすればいい方向に向かっていきそうな気がします。

個人的にはコレクション収集も大体めぼしいものが揃った状況なのでそろそろ一番の大物であるところのマキシマス系の入手を意識したいなというのが目下の課題です。
まあ金を出せばある程度のものは手にはいるのですが、やはりこういう物はじっくり選んで悩んで買うということもまた醍醐味だと思うので、焦らずにゆっくり探していきたいとは思いますが…
まさか再販なんてことは…ないでしょうしね(笑)



それでは2010年も良いTFに巡り会えることを願ってこの記事を締めさせて頂きます。
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プロフィール
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黒龍眼(こくりう)
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性別:
男性
職業:
絵描き
趣味:
玩具収集、レトロゲーム
自己紹介:
「こくりう」「黒龍眼」の2名義で活動中です。
・主な執筆誌
ファミ通コミッククリア(エンターブレイン様)
Girs fir M(茜新社様)
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