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黒龍眼→こくりうの日々の活動記録などなど。
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TFクラシックwave1紹介第3回、今回は情報員バンブルです。

G1でははミニボットの一員として登場し、アニメ版でスパイクとともに視聴者の子供たちが自分を投影しやすいように無邪気で幼く好奇心旺盛なキャラとして描かれていました。

そんな彼が20年の時を隔てて、新しいボディを得て我々の前に帰ってきました。

G1当時はフォルクスワーゲン・ビートル(風)が変形した姿でしたが、今回は同じワーゲン(風)でも新しいモデルのワーゲン(風)で復活し、サイズもかつてのカーロボ3兄弟と同じサイズでリリースされました。

最近のTFの傾向として、バイナルやマスターピースなどで培われた技術が下位商品にフィードバックされる現象がとみに顕著に見られます。そしてその技術がミニコンやレギュラークラスの大きさで簡略化された形で安価に提供されるという最近は、小額小型商品といえどなかなかに侮りがたい完成度を持った商品が多いです。キスぷれのあたりに付属する極小変形のオートルーパーなどもバイナルの技術がフィードバックされた産物と言えるでしょう。

最近「ミニコンを見ればそのときの技術水準が分かる」くらいまでミニコンの変形や部品の細かさが進歩しており、同様にこのバンブルもデザインが発表された当初はバイナルで登場するのかと思われたほどよく出来た機構を持っています。

可動もこの通り。サイズ的にボールジョイントが比較的多く使われていますが足の設置面積が大きいためこのように片足立ちも可能です。このあたりはカーロボの頃から望まれていた「G1のTFがこのくらい動けばなあ」というファンの望みが結実したような感じがして意味深い物を感じます。

 

 

 

先に発売された日本未発売のオルタネイターズミラージと。

劇中の大きさの感覚はこんな感じですかね。軽快さが強調されてなんともほほえましく感じます。

こうして見るとバイナルなどと並べても遜色ないことがお分かりになりますでしょうか。

TFにおける車系の変形は機構、難易度ともにカーロボの頃に円熟期を迎えているわけですが、BWの時から揶揄されていた「ボールジョイント多用による皮変形」が当時のメインであったため、変形の複雑さは確かに進歩して数々の名作が生まれましたが、同時に難易度が高くなりすぎたりパーツの収納がタイトになりすぎてメインの購買層の子供が変形させられず、説明書を見た大人すらも変形が困難であるというようなクレームが寄せられたとか何とかで、マイ伝やスパリンあたりでいったんカーロボット系の複雑な変形は縮小傾向になり、同時に可動に関してもボールジョイントを過度に多用しない軸やヒンジで折りたたむタイプの変形の技術の模索が始まりました。

そして時は流れてGFでクリック関節の技術進歩があり、バイナルでサイズの大型化とパーツの素材の変更、「大人向けのTF」と銘打つ事により難易度をある程度引き上げながらも変形機構の模索を行い、長く別々の技術として培われてきた物が最近になって一本化し、GFの一部の商品および今回のクラシックなどでその成果が結実したという格好になったわけです。まさに20年の歳月をかけて円熟した「伝統芸」とも言えるものに進化したと言えるでしょう。

顔アップ。

先に紹介したコンボイやメガトロンと違い、後頭部までクリアパーツで部品分けされていないため目がクリアパーツですが光が無く少し落ち着いた印象になっています。

アニメ版のバンブルは柔和なタレ目の印象があるので、ちょっとハンサムすぎるかなという感じでしょうか。

管理人は角が可愛くて好きです。アイアンハイドのような鉄兜っぽいものでなく、こういう角やマイスターのような耳っぽい意匠のものがTFならではという感じがして好感が持てます。

ビークル形態時に牽引している「wave crusher」とそのトレーラーが変形したものの「Jet pack」なるものに変形します。

欲を言えばせっかく手に丸く穴が空けてあるんだし手持ち武器似変形してくれればなあと思います。

乗り物が銃に、トレーラーがナイフになるような。

 

ビークル形態。ちゃんと腰の前垂れがシートに変わるなどしていますが、中の構造上フィギュアは乗れないのが残念。

後ろのジェットスキーも台座から離れないです。

 

キスぷれコンボイのメリッサと。

大きさ的にメリッサを乗せることは出来ませんが、アニメのスパイクとの対比関係はこんな感じでしょう。

バンブルは他の戦士たちと違い、その風貌から他のフィギュアと絡めるとなごみます。

とはいえあいにく手持ちのフィギュアに犬とかその辺の物がないのでびんちょうタンにお越しいただきました。

バンブルは米食えないと思うけど。

 

というわけで他の戦士たちと違い変形前も後もちんまくて丸っこい印象があるこのバンブル。

こういうものにあまり興味を示さないかもしれない女の子にもお薦めかと思います。

一応第3弾でクリフがリカラーとしてリリースされますが、他のミニボットたちもこのサイズでリリースしてくれると仲間が増えていいんですけどね。

ゴングとかアダムスとか、パワーグライドなんかも欲しいですね。

次回はデストロン軍団の野心家、航空参謀スタースクリームの紹介です。

お楽しみに。

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プロフィール
HN:
黒龍眼(こくりう)
HP:
性別:
男性
職業:
絵描き
趣味:
玩具収集、レトロゲーム
自己紹介:
「こくりう」「黒龍眼」の2名義で活動中です。
・主な執筆誌
ファミ通コミッククリア(エンターブレイン様)
Girs fir M(茜新社様)
mail to:
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(送信時は☆を@に変換してください)
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