黒龍眼→こくりうの日々の活動記録などなど。
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単行本「おっぱい~な」が発売してそろそろ一ヶ月になりますので冒頭の小ネタに関してなど。
出オチであるにもかかわらず結局誰からもツッコミが入らずどん滑りになってしまったのはなんとも情けない話ではあるのですが…
左が単行本収録バージョン、右が本来の配色。
最初に右のを作った段階であまりにもストレートすぎるかなあと思ったのと何か変なツッコミが入ったら困るなと思って色をディエンドカラーであるシアンと金に差し替えたのですが本来は右のディケイドカラーがオリジナル。
結局誰からも気づかれなくてスルーされちゃいましたがまあそういうネタも入ってましたよと。
当初士クン風の男子が首からぶら下げてるのがトイカメラではなく「まんが道」に登場した幻灯機にしようかとかところてん製造機にしようかとかも考えましたがややこしくなるのでやめてみたりとか…
別に突っ込み入らなかったらそのままの色でも良かったかもしれないですね。
まあディエンドカラーもそれはそれで気に入ってるんですが。
以下の話はもう理解してくれる人が世界に2,3人いてくれれば十分という
仮面シケイダーこぼれ話。
多分誰も読まないでしょうけど一応覚書として。
まずカバー裏に書ききれませんでしたが仮面シケイダーのデザインコンセプトなどに関して。
デザイン自体は首から下をグレート魔神氏に、顔のデザインは自分で起こしました。
まあデザインって呼べるほど大層なモンじゃないんである意味商業誌という媒体を使った
贅沢なごっこ遊びって感じでしょうかねえ。
自分が発注元の東映とか石森プロで魔神さんがレインボー造形みたいな。
無論エロマンガとしての体裁は最低限外しちゃいけないし作品としても成立させなければいけないので
その辺はしっかりやらないといけないわけですけども。
左と中央のものが魔神さんの起こしたラフ、右がそれを元に自分が起こした絵です。
最初セミのヒーローって事で「シケイダーマン」というスパイダーマンっぽいキャラにしようとしたのですが
最終的に「セミのライダー」仮面ライダーシケイド、というものを実際に東映が作ったらどうなるだろうという所に
落ち着きました。
デザインは最近のSICのような有機的なものでなく、いかにもプレックスとかレインボー造形が作りそうなちゃんとしたスーツとはどういうものかということであまりかっこよくなり過ぎないように、それでいてかっこ悪くないように今公開中のディケイドの映画に混ぜても分からないような感じのデザインにしようと(笑)
だから訳知りの人が見て「ああこれはかっこ悪いな」と思ってくれたらある意味正解だと思います。
普通だとこの辺割と変にアニメっぽくなっちゃったり有機的になりすぎたりして、自分の思い描くヒーローショーのユルさや場末感が損なわれるかなあという感じもあるのでこのくらいのさじ加減でいいかなと。
ベースは仮面ライダーカブトのデザインコンセプトである「甲虫を背中から見た様子を意匠として盛り込む」感じにして
あとはブレイドとかファイズのスーツのイメージを盛り込みながら、あまりゴテゴテしない様にしたりとか。
セミの背中を顔に見立てるというアイデアは自分では名案だと思ったのですがいざ絵に起こしてみるとなかなか大変なものでライダーっぽくするのに苦労しました。
なにせセミの目が複眼に使えないもので背中の甲殻の部分の模様をそれっぽく見立てて腹腔部をクラッシャーにして羽を頬に見立ててみようとかいろいろ考えてみたり…
成功かどうかはともかく考えててとても楽しかったです。
そしてアシナーガ将軍。
こちらは一からデザインは自分で起こしました。
まあ仮面ライダーにこんな女幹部ってマリバロンとかくらいしかいないんで、もしかしたら戦隊物か他の作品から役だけ借りてきてとりあえず悪役に仕立て上げた、というのも匂わせるくらいのものでなおかつ、エロマンガなので(思いっきり忘れてるっぽいですけど)脱がしやすくてエロくなければ、とかいろんな制約がある中でのデザイン起こしでした。
名前やモチーフはもちろんアシナガバチなんですが手や首のふさふさはミツバチとかのアレを取り込んでいるので厳密には蜂モチーフと大雑把に言うのが正しいかと思います。
そして中の人こと曽我さんは当然元ネタは悪の女王といえばこの人という曽我町子さんから拝借してるのですが、蜂のデザインに決めた後で実は曽我さんは「宇宙刑事ギャバン」でミツバチダブラーの人間役をやってるという事実を知りました(笑)
意図してなかったんですが個人的にちょっと面白かったです。
あともう一つ、原画は紛失してしまいましたが、ドロガニ怪人は魔神さんのデザインです。
発注した時に「いかにも昭和風なやつで」とお願いしました。
なもんですからショッカー風のベルトしてたり腰から下が普通にタイツだったりと場違いな感じになっていますが、それも「とりあえずありあわせの怪人の着ぐるみを使いまわした」という場末感を出すためにユルい感じにしてます。
場末場末って言っても今はそんなにユルいヒーローショーもそうそう無いでしょうけどね。
自分のガキのころは西部警察とギャバンが一緒くたにやってたような時代だったので自分はそういうイメージが好きなのですけどね。
まあ作品の発端になった出来事がかつて自分が幼少時代、地元のジャスコの宇宙刑事ギャバンショーの前に
親と一緒に買い物をしてたら野面でマクー戦闘員が2,3人歩いてきてマジでびびったということがありまして。
さすがに自分は譲二君のように果敢に立ち向かうことはしなくてビビるだけという体たらくでしたが。
しかし作品を描いたのがまだディケイドが発表される前だったのでディケイドが発表されたときに
「惜しい!」と正直思いました。「ディ」と「シ」って一文字違いだし!
それに半年で終わるってなんかセミの一生みたいで似てるじゃないですか(笑)
さすがにそこまでは考えてないんでしょうけど、もしそうだったらファン冥利に尽きるなーとか考えたり…
…とまあ長々とホントに本編とは関係ないどうでもいいことに時間を割いて好き勝手にやらせていただいたのが
「スーパーヒーローTIME!」という作品なんですけど、機会があればまた描かせて欲しいですね…
次は戦隊物で。
この手のヒーロー物はエロマンガではよくある話なんですが、ショタ目線でってのは多分あんまり無いんじゃないかなあと思うのでそういう目線を交えたお話というのはまた作ってみたいものです。
準備がなかなか大変なんですけど。
よく石の森先生がライダー作品にはゲスト出演で登場したりすることがありますが、ああいうのって作家冥利に尽きるんでしょうねえ…
自分の考えたヒーローと共演って今考えるとすごいことです。
他にもウイングマンみたいに自分でそれっぽいヒーロー作っちゃうとか、特ヲタ的にはいつかやってみたいことではあります。
爆薬で島の地形変えたり、人気の無い荒地で怪獣の着ぐるみで殴り合いとか、
エロマンガだとあれかな。
採石場にずらり並ぶ姉と弟(笑)
ある程度頭数そろったらいつか挑戦したいことの一つです…
左が単行本収録バージョン、右が本来の配色。
最初に右のを作った段階であまりにもストレートすぎるかなあと思ったのと何か変なツッコミが入ったら困るなと思って色をディエンドカラーであるシアンと金に差し替えたのですが本来は右のディケイドカラーがオリジナル。
結局誰からも気づかれなくてスルーされちゃいましたがまあそういうネタも入ってましたよと。
当初士クン風の男子が首からぶら下げてるのがトイカメラではなく「まんが道」に登場した幻灯機にしようかとかところてん製造機にしようかとかも考えましたがややこしくなるのでやめてみたりとか…
別に突っ込み入らなかったらそのままの色でも良かったかもしれないですね。
まあディエンドカラーもそれはそれで気に入ってるんですが。
以下の話はもう理解してくれる人が世界に2,3人いてくれれば十分という
仮面シケイダーこぼれ話。
多分誰も読まないでしょうけど一応覚書として。
まずカバー裏に書ききれませんでしたが仮面シケイダーのデザインコンセプトなどに関して。
デザイン自体は首から下をグレート魔神氏に、顔のデザインは自分で起こしました。
まあデザインって呼べるほど大層なモンじゃないんである意味商業誌という媒体を使った
贅沢なごっこ遊びって感じでしょうかねえ。
自分が発注元の東映とか石森プロで魔神さんがレインボー造形みたいな。
無論エロマンガとしての体裁は最低限外しちゃいけないし作品としても成立させなければいけないので
その辺はしっかりやらないといけないわけですけども。
左と中央のものが魔神さんの起こしたラフ、右がそれを元に自分が起こした絵です。
最初セミのヒーローって事で「シケイダーマン」というスパイダーマンっぽいキャラにしようとしたのですが
最終的に「セミのライダー」仮面ライダーシケイド、というものを実際に東映が作ったらどうなるだろうという所に
落ち着きました。
デザインは最近のSICのような有機的なものでなく、いかにもプレックスとかレインボー造形が作りそうなちゃんとしたスーツとはどういうものかということであまりかっこよくなり過ぎないように、それでいてかっこ悪くないように今公開中のディケイドの映画に混ぜても分からないような感じのデザインにしようと(笑)
だから訳知りの人が見て「ああこれはかっこ悪いな」と思ってくれたらある意味正解だと思います。
普通だとこの辺割と変にアニメっぽくなっちゃったり有機的になりすぎたりして、自分の思い描くヒーローショーのユルさや場末感が損なわれるかなあという感じもあるのでこのくらいのさじ加減でいいかなと。
ベースは仮面ライダーカブトのデザインコンセプトである「甲虫を背中から見た様子を意匠として盛り込む」感じにして
あとはブレイドとかファイズのスーツのイメージを盛り込みながら、あまりゴテゴテしない様にしたりとか。
セミの背中を顔に見立てるというアイデアは自分では名案だと思ったのですがいざ絵に起こしてみるとなかなか大変なものでライダーっぽくするのに苦労しました。
なにせセミの目が複眼に使えないもので背中の甲殻の部分の模様をそれっぽく見立てて腹腔部をクラッシャーにして羽を頬に見立ててみようとかいろいろ考えてみたり…
成功かどうかはともかく考えててとても楽しかったです。
そしてアシナーガ将軍。
こちらは一からデザインは自分で起こしました。
まあ仮面ライダーにこんな女幹部ってマリバロンとかくらいしかいないんで、もしかしたら戦隊物か他の作品から役だけ借りてきてとりあえず悪役に仕立て上げた、というのも匂わせるくらいのものでなおかつ、エロマンガなので(思いっきり忘れてるっぽいですけど)脱がしやすくてエロくなければ、とかいろんな制約がある中でのデザイン起こしでした。
名前やモチーフはもちろんアシナガバチなんですが手や首のふさふさはミツバチとかのアレを取り込んでいるので厳密には蜂モチーフと大雑把に言うのが正しいかと思います。
そして中の人こと曽我さんは当然元ネタは悪の女王といえばこの人という曽我町子さんから拝借してるのですが、蜂のデザインに決めた後で実は曽我さんは「宇宙刑事ギャバン」でミツバチダブラーの人間役をやってるという事実を知りました(笑)
意図してなかったんですが個人的にちょっと面白かったです。
あともう一つ、原画は紛失してしまいましたが、ドロガニ怪人は魔神さんのデザインです。
発注した時に「いかにも昭和風なやつで」とお願いしました。
なもんですからショッカー風のベルトしてたり腰から下が普通にタイツだったりと場違いな感じになっていますが、それも「とりあえずありあわせの怪人の着ぐるみを使いまわした」という場末感を出すためにユルい感じにしてます。
場末場末って言っても今はそんなにユルいヒーローショーもそうそう無いでしょうけどね。
自分のガキのころは西部警察とギャバンが一緒くたにやってたような時代だったので自分はそういうイメージが好きなのですけどね。
まあ作品の発端になった出来事がかつて自分が幼少時代、地元のジャスコの宇宙刑事ギャバンショーの前に
親と一緒に買い物をしてたら野面でマクー戦闘員が2,3人歩いてきてマジでびびったということがありまして。
さすがに自分は譲二君のように果敢に立ち向かうことはしなくてビビるだけという体たらくでしたが。
しかし作品を描いたのがまだディケイドが発表される前だったのでディケイドが発表されたときに
「惜しい!」と正直思いました。「ディ」と「シ」って一文字違いだし!
それに半年で終わるってなんかセミの一生みたいで似てるじゃないですか(笑)
さすがにそこまでは考えてないんでしょうけど、もしそうだったらファン冥利に尽きるなーとか考えたり…
…とまあ長々とホントに本編とは関係ないどうでもいいことに時間を割いて好き勝手にやらせていただいたのが
「スーパーヒーローTIME!」という作品なんですけど、機会があればまた描かせて欲しいですね…
次は戦隊物で。
この手のヒーロー物はエロマンガではよくある話なんですが、ショタ目線でってのは多分あんまり無いんじゃないかなあと思うのでそういう目線を交えたお話というのはまた作ってみたいものです。
準備がなかなか大変なんですけど。
よく石の森先生がライダー作品にはゲスト出演で登場したりすることがありますが、ああいうのって作家冥利に尽きるんでしょうねえ…
自分の考えたヒーローと共演って今考えるとすごいことです。
他にもウイングマンみたいに自分でそれっぽいヒーロー作っちゃうとか、特ヲタ的にはいつかやってみたいことではあります。
爆薬で島の地形変えたり、人気の無い荒地で怪獣の着ぐるみで殴り合いとか、
エロマンガだとあれかな。
採石場にずらり並ぶ姉と弟(笑)
ある程度頭数そろったらいつか挑戦したいことの一つです…
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プロフィール
HN:
黒龍眼(こくりう)
HP:
性別:
男性
職業:
絵描き
趣味:
玩具収集、レトロゲーム
自己紹介:
「こくりう」「黒龍眼」の2名義で活動中です。
・主な執筆誌
ファミ通コミッククリア(エンターブレイン様)
Girs fir M(茜新社様)
mail to:
aap47400☆hkg.odn.ne.jp
(送信時は☆を@に変換してください)
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