「償い」のお詫びと訂正

girls for M Vol.19掲載作に関しての訂正とお詫びに関してです。

先日発売されましたgirls for M Vol.19の拙著の掲載作品に於いて、一部出力ミスがありましたので
訂正とお詫びをさせていただきたいと思います。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、５ページ目上半分のコマに関して、本来描かれているべき精液の白い部分が無く、輪郭のみになっています。


左が雑誌掲載されている方、右が本来の原稿です。

これに関してなぜこのようになったかと申しますと、
第一の理由は、クリスタの作業の際に精液の白い部分と輪郭を別レイヤーで描いておりまして、
その白い部分（地）のレイヤーの出力属性が「下描き」になったままマスターの出力をしてしまいまして、出力の際に下描き属性のレイヤーというのは指定をしない限りは出力がされないものでしてそれを確認しないまま出力…とここまでなら出力されたマスターのデータを確認する段階で見落とすはずはなかったんですが、今回結構締切りギリギリに入稿したものですからどっかで自分もテンパっていたんでしょうか。てっきり出力されているものと思ってそのまま入稿してしまいました。

実はこれまでにも割と地味なレベルでのこの下描き属性のまま出力というミスは起こっていたりしたんですが、流石にここまで範囲がでかいものを見落としたというのはちょっと自分でもショックが大きかったです。
言い訳になってしまいますが時間的に切迫していた状況に加えて漫画の原稿作業は管理するレイヤーの枚数も結構多くなってまして、少なくともクリスタで見ている分には正しいデータが表示されているので出力もそうなっているだろうという風に考えがちなものですから、
同人誌の印刷でもちょいちょいそういうミスがあったりして一応気をつけていたつもりなんですが…いやはや申し訳ない限りです。

加えて、編集さんの方でも気づかれませんで、こちらに関しては自分としてもちゃんと見てくれて発見してほしかったと思ったんですが気づいたのが献本が来た時でした。


そんなわけでして、この件に関しまして自分のチェックミスならびに
編集さんの方のチェック両方に穴があったことをお詫び申し上げます。
今後はもっと注意深く原稿の確認をしたいと思います。


つきましては、現在発売されている雑誌掲載分に関しましては差し替えが効かないので
これはどうしようもないのですが、後に発売されます電子版に関しましては問い合わせました所原稿の差し替えのほうが可能だということでしたので、修正したものを入稿いたしました。
なので、それがきちんと差し替わっていれば本来の絵になっているはずですので、
それをもって訂正とさせていただきたいと思います。


自分の作品を楽しみにしていただいている方、今回の作品を面白いと思っていただけました方に
申し訳なく、重ねてお詫び申し上げたいと思います。
後編は一層の尽力を以て期待にお応えできればと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。