玩具オブザイヤー２００８（２）

それでは総合部門とロボット部門の発表です。

【総合部門】　

大賞　炎神合体シリーズ

今年は玩具を語る上ではコレは絶対に外せないでしょう（笑）
もうやるトコまでやってくれたなというか、まさか全部くっつけるっていう暴挙（快挙？）をやってくれるとは思いませんでしたし、そういう意味では非常に突出したものであったと思います。
炎神合体シリーズということで入賞なんですが、個人的にはキョウレツオーが一番好きです。
ゴローダーや炎神大将軍なども好きだったりするのですがその辺も全てひっくるめての入賞ということで。


二位　ねんどろいど　初音ミク

実はこれ、G12と大賞を最後まで迷ったほど気に入っているものなのですが、
やはり総力戦では炎神合体シリーズの数にはかなわない、ということであえて二位ということにしました。
ミクに限らずねんどろ全般に言えることですが、元の商品の可愛さもさることながらユーザーが他の情景小物や玩具と組み合わせて楽しんでいるものをさらに他のユーザーが見て世界観を共有したり作り上げ、そこからまたメーカーが新しいものを提供するというキャッチボールが上手く行っている珍しいビジネスモデルなのではないかということも特筆すべきではないかと。
そういう話題性も含めてねんどろシリーズというのは他のフィギュアレーベルと違って今後の動向が非常に楽しみなものの一つであると思います。


三位　グレートインパクトモデル　グレンラガン

　今年の超合金ロボットトイの中ではコレが一番、というくらいのお気に入り。
コレがバンダイから出てこなかったことは正直バンダイも超合金魂のあり方を少し考え直して欲しいと言ってもいいくらい他所のメーカーにしては高品質。
オプションの種類には若干の不満は残りますが、可動、プロポーション、色合いなど非常に理想的で、
去年ロボット部門三位に入れたインパクトモデルのグレンラガンの良さをそのまま合金化したということで大成功したと思います。




【ロボット部門】

大賞　炎神合体シリーズ　キョウレツオー
 

炎神合体シリーズ数あれどやはりこのキョウレツオーは自分にとっては外せないお気に入りです。
色合い、変形、音声ギミック、その無骨さとか凄く好き。
汽車っていうのもなんか胸ときめくものでマンモスに汽車っていうこの組み合わせも素敵だと思います。


二位　グレートインパクトモデル　グレンラガン



三位　ムゲンバイン　ムゲンファラオ

炎神合体シリーズのインパクトが強すぎて春先に出たコレを危うく忘れるところでしたが、
食玩であるにもかかわらず食玩とは思えない出来に驚愕しました。
プロポーション、デザイン、色合い、可動などすべてにおいて食玩のスタンダートに収まらない出来。
しかし後発のムゲンアーサーやムゲンパイレーツは同様に食玩離れしたモノだったのですが
デザインやインパクトなどはファラオに及ばず、コレが図抜けてトップレベルのものというのが自分や周囲の人間の印象でした。
今後シリーズ展開されるものの動向が非常に楽しみですね。



次点としてシーエムズのガイキングザグレート、やまとのYF－２１など。
今年は超合金魂は自分的にはあまり琴線に触れる物が無かったのでライディーンしか買っておらず、
そのライディーンも待った割には…というくらいの出来でしかなかったのでこのような結果になりました。