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黒龍眼→こくりうの日々の活動記録などなど。
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さて、修羅場もひと段落したのでおもちゃ関係の記事の更新再開。

手近な物からまずRAHウイングマン。

実はあまりウイングマン自体作品がものすごく好きというわけではないんですが、

ウイングマンそのものは作品に関係なく好きだったので思わず買ってしまいました。

よくある特撮ヒーローもののパロディとしては当時のヒーローに負けるとも劣らない秀逸なデザインといいますか、「分かっている」デザインだと思うんです。

当時は予算や材料、技術、アクションの関係であまりゴテゴテしたデザインにできなくて必要最低限のデザインでかっこよく見せることが主流だったわけですが、近年はGAROのようにアクションなんてとても無理!というようなものを作り分けたりするほどデザインは複雑かつゴテゴテしたものでもアクションを行うことが可能になってきて、(ギャバンや555などもアップ用のスーツはあったわけで実は別に珍しくも何とも無いんですが)要するにあまりデザインがシンプルでなくなってきたわけですよ。

それに関しては賛否両論あるかと思いますが、懐古主義的な見地からするとやはりヒーローはカッコイイという以前にシンプルで子供に分かりやすいデザインでなくてはならない!という最も根本的な命題をちゃんとクリアしているというのがこのウイングマンだと思ったんです。そういう点で「分かっている」デザインであるということがいえると思うわけです。

細かいところで言うと出渕裕氏などがよく行う「平面のど真ん中に黒い(白い)ラインを引っ張ったり図形を描いたりしてディティールと言い張る」ようなラインがあったり背中から見ると水色で前から見ると真っ黒というギャバンなどのメタルヒーローでは割とよく行われていたアクションの自由度の確保のためのデザインだったりするのがよくわかっているなあと思っています。個人的にはアクマイザー3のザビタンやダイナマンのダークナイトによく似たデザインなので、結構最近まで出渕裕氏がデザインでもやってるんじゃないか?なんて思ったこともあるほどよく当時の主流をつかんでいると言えるでしょう。

 で、フィギュアの印象。

アニメや漫画などで描かれている広野くんのような単側な体型ではなく、劇中よりスマートすぎる印象なんですけど、それが逆にスーツのデザインを引き立てていて東映のヒーローに混ぜてもばれないようなかっこよさになってます。

やはりもとのデザインが秀逸だからこそそうなるといういい見本かと思います。

可動は肩にも可動ポイントが設けられているため、肩の上げ下げや前後スライドが可能なんですが、胸の羽飾りがあるせいで腕を前に出すポーズはちょっと難しいです。正確には羽飾りは一応ゴムで出来ているのである程度曲げても大丈夫なんですが、羽飾りの接着がことのほか頼りないのであまり乱暴に前に出せないので注意が必要です。

あと首の接合部がかなり小さめのボールジョイントなのでよく取れるのも注意したいところ。

うっかり高い場所から落として角をへし折ったり塗装が剥げちゃったら大変ですからね。

スーツの素材はラバーではなくジャージっぽい素材。なんで元のセイギマンに近いノリです。

腕のところが可動の関係でどうしても袖っぽくなっちゃうんですが、袖に見えないように肘の方向に縮めてやれば気にならないかと思います。

よくカッコイイフィギュアをあまりかっこよく思えないとか写真写りが悪いという場合、着ている服の皺の流れを気にしないまま単にポーズつけただけで見てることが多いです。玩具系のレビューサイトでその辺を気を遣っている肩の写真はメーカーの宣材写真よりも雄弁に商品の魅力を伝えてくれるものがありますからね。

メディコムのRAHなどの商品は高額ですから、その魅力を最大限に引き出すにはそれなりに遊び方も心得ていないと高い金出した甲斐がありませんからね。メンテナンスなどの事も含めてその辺に気をつけてポージングさせると見栄えがグッとよくなります。

付属品はスタンドのほかにクロムレイバー2本とその握り用の手と手を開いたパーツ。最初についてる拳が握っているせいもあって少し小さく感じるのでクロムレイバー用の握り手のほうが実は拳としては見栄えがいいです。

ただクロムレイバー用の拳は軸の方向が普通の拳と違うのでデルタエンドなどのポーズをつけるときは普通の拳の方がやっぱりいいかなと思います。

そんなわけでRXのポーズ(笑)

こういうポーズをとらせるとホントにパロディ物という気がしないのが素敵。

 

 

 

 

 

 

セブン二天流ならぬウイングマン二天流。

ウイングマンというとウイアナとかガーダーとかいろいろと追加武装の要素がありますが、自分の中だと羽根やクロムレイバーすらも邪魔と思うほど。先にも書いたシンプルなかっこよさに加えて徒手空拳のイメージがなんか強いのでウイングマンには何も足さなくていいのが正直な感想。

だからむりにガーダーとか付けてくれなくてよかったですよ。あれかっこ悪いんだもん。

 

 

 

 

というわけで久々に語ってしまいましたが、このウイングマンなかなかの物だと思います。

まぁスーツの素材とかに賛否あるかと思いますが、これが決定版といっても充分なクオリティでしょう。

あとは何かの形でアオイさんとか出して欲しいなあと思います。もう今の技術なら植毛じゃなくてもいい頭出せそうですし。セーラー服とあのヒラヒラの服つけて売ってくれれば言うことないです。

 

 

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プロフィール
HN:
黒龍眼(こくりう)
HP:
性別:
男性
職業:
絵描き
趣味:
玩具収集、レトロゲーム
自己紹介:
「こくりう」「黒龍眼」の2名義で活動中です。
・主な執筆誌
ファミ通コミッククリア(エンターブレイン様)
Girs fir M(茜新社様)
mail to:
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